こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながらサバイサバイな暮らしをしているサンタです。
今回は、トレード記録に絶対書くべきこと3選というテーマでお話をしたいと思います。
先日以下のツイートをしました。
トレード記録に書くべきマストアイテム
✅エントリーの基礎情報(日付、価格、pipsとか)
✅エントリーの根拠
->できればチャートと保存
✅勝因と敗因
->できればチャートと保存
✅対策
->これやってない人多い
✅メンタルの状況
->これやると深い分析が可能— サバイサバイFX | サンタが南国タイでサバイサバーイFXトレーディング (@thaikabu365) June 1, 2020
トレード記録に書くべきマストアイテム
✅エントリーの基礎情報(日付、価格、pipsとか)
✅エントリーの根拠
->できればチャートと保存
✅勝因と敗因
✅対策
->これやってない人多い
✅メンタルの状況
->これやると深い分析が可能
本記事が解決する悩み
- これからトレード記録をつけようと思っているけれど、何を書いたらいいかわからない
- 今トレード記録をつけているが、正しい方法なのか不安
この記事を読むと、トレード記録に書くべき必須アイテムとその理由がわかりますよ。
目次
トレード記録に絶対書くべきマストアイテム5選
それでは結論からお伝えします。
順番に解説していきますね。
エントリー基礎情報
これは言うまでもないですね。
エントリーした日付や時間、通貨ペア、ポジションの方向(買い、売り)、獲得(損失)pips、利益(損失)額はエントリーの基礎情報となるので必須です。
ただ、よくあるトレード記録として上記の情報をただエクセルなどの表に羅列したものがありますが、これは労力に対して得られる成果が低いコストパフォーマンスの低いトレード記録となってしまいます。
せっかくトレード記録をつけるのであれば、トレーダーとしての成長に繋がる記録にしたいですよね?
そうするためには以下で解説する4つの項目を書いて行く必要があります。
エントリー根拠
なぜそのポイントでエントリーしたのか、必ず根拠を書くようにしましょう。
根拠が明確でないエントリーというのは、そのトレードで何を狙おうとしていたのかの戦略もなく、結果、利確ポイントや損切りポイントも定めないままポジションを持ってしまった可能性が非常に高いです。
結果、チキン利確をしてしまったり、期待と反対の動きをしたときにメンタルもブレ、損切りもできないなど負けトレードに繋がってしまうのです。
トレード記録をつけるときには、そのエントリーが明確などんな根拠で持ったポジションなのかを振り返り、言語化します。
もし言語化できないということは根拠が曖昧だからであり、トレード記録を書くことを通じて明確な根拠を以ってエントリーしたのかを再確認することができるのです。また言語化することで自分の思考を整理することにも繋がります。
エントリー根拠はチャートと合わせて保存しよう
また、エントリー根拠を書くときには、当時のチャートの状況を合わせて残すことをオススメします。
チャートの形状と合わせてエントリー根拠を残すことで、自分の勝ちパターン、負けパターンを特定しやすくなるためです。
どういうチャート形状の時に、何の根拠を以ってエントリーしたのかを記録して行くことで、自分が得意なパターンや、勝ちやすいパターン、いつも負けるパターンの特徴を抽出しやすくなります。
そうやって自分の勝ちパターン、負けパターンを掴んだら、勝ちパターンに注力、負けパターンを除外するエントリーを行っていけば良いのです。
負けパターンを排除して行くことで、結果として勝率は上がっていきます。
勝ちパターン、負けパターンを蓄積して行くことはトレード脳を作ることにも繋がります。
詳しくは記事「勝つためのトレード脳を作る方法」にて解説していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。
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【勝つための行動原則】トレードで待つことがなぜ重要なのか?
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また、チャートと一緒にトレード記録をつけるためのツールとしてはTradingviewがオススメです。
こちらも記事「Tradingviewがトレード記録のツールとしてオススメな3つの理由を解説」にて詳しく解説しています。トレード記録のツールを検討している方はぜひ参考にしてください。
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Tradingviewがトレード記録のツールとしてオススメな3つの理由を解説
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勝因と敗因
続いての項目は勝因と敗因です。
敗因はともかく勝因も必要なのか?と疑問を持った方、勝った時もなぜ勝てたのかを分析することで、前述の勝ちパターンを特定することにつながります。
・自分の得意なエントリーポイントでエントリーできた
・事前に定めた利確ポイントで利確した
などなど。
ポイントは自分がいつも勝てているポイントでエントリーできたことや、ルール通りにトレードできたという点が挙げられると思います。
同じように負けた時は負けた理由を分析します。
・このラインを超えたら損切りすると決めていたのに、損切りできなかった
・自分の得意パターン以外のポイントでエントリーした
・上位足を確認していなかったため、上位足の節目で逆行した
などなど
敗因分析のコツ
敗因の分析のコツですが、一つ負けた理由を思いついたらそれを「なぜそうなった?」と自分になんども問いかけて深掘りして行くことです。
これはビジネスの世界で根本原因分析とも呼ばれ、トヨタでもなぜなぜ分析という形で徹底的に原因を掘り下げていく手法として知られています。
これをすることで負けの根本原因が見えてきます。
迅速に損切りできなかったのならそれはなぜか?
どうせすぐに戻すだろうと楽観的に考えた。
そうであれば、メンタルが問題なのだから、エントリー前に損切りを自動設定しておき、そのラインにきたら損切りされるようにする
というように原因を掘り下げて根本原因まで突き止めることが重要です。
対策
根本原因を分析できたら対策を検討します。
負けた原因を分析しても対策までは考えていないという人がいますが、対策を立てずして改善することはできません。
先ほどの負けの原因分析を例にとると、
迅速に損切りできなかった、なぜか?
どうせすぐに戻すだろうと楽観的に考えた、なぜそう考えた?
->メンタルの弱さが問題。エントリー前に損切りを自動設定しておき、そのラインにきたら損切りされるようにする。
といったような形で損切りを裁量で行うのではなく、自動で行われるようにするというのも一つの対策となります。
同じ失敗をしないためには、このように根本原因を分析したら、それが発生しないように対策を検討することが極めて重要です。
メンタルの状況
最後に、メンタルの状況についても書きとどめていくことをオススメします。
エントリーからポジションクローズするまでの間のメンタルの状況を振り返るのです。
エントリーした直後から心臓がバックバクだった、というような場合はロットサイズが大きすぎるために、発生しうる損失額への恐怖からそうなってしまったのかもしれませんし、逆にポジションを持っている間ずっと平穏な気持ちでいられたというのであれば、それは自分が得意なパターンで無の境地でエントリーできていることによるかもしれません。
メンタルの状況を観察して、記録に残すことで、そのエントリーに対して自分がどれほど自信があるのか、ロットサイズの適切さ、エントリーポイントに対する習熟度などに気づくことができるのです。もしメンタルがずっと不安定ということであれば、前述の通りロットが大きすぎるなどの問題を特定して、メンタル面での対策を検討することができます。
まとめ
トレード記録に絶対書くべきマストアイテムとして5つのポイントを解説しました。
本日紹介した項目を毎回のトレードで記録していくことはそれなりの労力を必要とします。
ですが、無駄なエントリーに労力(と資金)を費やすよりも、エントリーポイントを絞り、かつ一つ一つのエントリーを丁寧に分析して改善していくことにつなげた方が、最終的に得られる結果は大きくなります。