FX トレード戦術

相場は"3"がお好き

昔、「紳士は金髪がお好き」というマリリン・モンロー主演の映画がありましたが、同じようなタイトルで相場にまつわる”3”という数字についてまとめてみました。

頭の片隅に入っているか否かで、相場の見方が変わってくると思います。

 

三尊/逆三尊

相場に触れている人であればビギナーからベテランまで知らない人はいないのではというほど有名なチャートパターンですね。

それぞれ上げトレンドからの転換、下げトレンドからの転換を示すサインとして知られています。

 

トリプルトップ/トリプルボトム

江戸時代に考案された日本発祥のテクニカル分析手法である坂田五法でも三山三川という同じ概念がありますね。

3つの山をつけて下落、3つの谷をつけて上昇するというパターンです。

三尊/逆三尊との違いは中央の山が一番大きいかどうかです。

あくまで個人的な印象ですが、三尊/逆三尊が天井圏や底値圏、チャネルやトレンドラインの近辺で出やすいのに対して、トリプルトップ/トリプルボトムは下げ相場での踊り場、上げ相場の踊り場で発生しやすいという印象があります(下記の例参照)。

自分はこのようなレンジからのブレイク前のサインとして使っています。

 

例: 上昇の踊り場でのトリプルボトム ポンド円15分足(2021/02/16)

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坂田五法には三空や三兵といった分析方法も登場し、3という数字がかなり意識されていると言ってよいでしょう。

 

三段上げ(三段高下)

上昇相場では大きな3回の上げで天井をつけて上げ切ったと判断し、その後は下降相場となり、同様に大きな3回の下げで底を打つという考え方です。

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波動理論で有名なエリオット波動では相場は上昇5波、調整3波のサイクルを繰り返すと言われていますが、上昇5波も三段上げと同じ考えですね。

 

ダウ理論におけるトレンドの3フェーズ

19世紀に考案されたダウ理論ではトレンドは以下の3つのフェーズで推移していくという概念を提唱しています。

・アキュミュレーション(accumulate:蓄積): 一部の機敏な投資家が資本を投下するフェーズ
accumulateは蓄積という意味なので、一部の先見の明のある投資家が買い集めているフェーズです。

・パルティシペーション(participate:参加): participateは参加です。つまりトレンドを察知した投資家やテクニカル分析を用いた投資家が参戦してくるフェーズとなります。

・ディストリビューション(distribute:分配):トレンドが過熱してきて、先行する投資家が利食いを行う時期です。トレンド初期の蓄積:買い集めに対して、分配:売りさばきのフェーズとなります。
Distributeは何か保有しているものを配分するというものですが、トレンドの初期から参加していた投資家が保有する資産を、最後に参加してきた投資家に売りさばいて手仕舞いをする、というニュアンスです。

3つのフェーズで推移していくというのは三段上げと同じ考え方ですね。

日米異なる国で考案された異なる分析手法が同じ数字に着目して考えているのは興味深い点です。

実社会でも、3度目の正直、石の上にも三年、3年目の浮気、若者はなぜ3年で辞めるのか?といったように3にまつわるエピソードは多いですよね。

3は僕の投稿で度々登場するフィボナッチ数でもありますし、自然界に存在する人間の活動のリズムに働きかける数字なのかも知れません。

 

※この記事はTradingViewに投稿した同タイトルのコラムを記事化したものです。

 

 

 

 

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