Tradingview インジケーター

【Tradingview】当日・前日・先週・先月の高値/安値を表示するインジケーター(アラート付き)

こんにちは、サバイサバイFXです。

今回は、オンラインチャートツールであるTradingviewの便利ワザとして、当日・前日・先週・先月の高値/安値をチャートに表示する方法について解説をしていきます。

トレードやチャート分析をしているときにこういう悩みや疑問はありませんか?

 

よくある悩み・疑問

・前日高値・安値を始めとする過去の高値安値はレジスタンス、サポートラインとして機能しやすい。これらをチャートに表示することで当日のトレード戦略を考えたい。

 

例えば前日高値や安値を当日のトレードの参考にする場合、通常は目で前日高値・安値を確認した上で、自分でラインを引かなければなりません。

毎日毎日、前日の高値安値を確認して、ラインを引いて、それを監視対象通貨ペア全てに・・・とやっていては大変ですよね。

ということで、僕がオリジナルで作った当日・前日・先週・先月の高値/安値をチャートに表示するインジケーター 「High Low Yesterday & Last week & Last month」を紹介します。

このような感じにそれぞれの高値・安値を表示することが可能です。
(チャートをクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます)

2021/08/16  高値・安値を描画するために過去何本のローソク足まで遡って描画するか調整できるようになりました。
2021/08/24  更新 ラベル表示位置を調節可能なようになりました。
2021/11/8  更新 昨年高値・安値を追加しました(これらも同様にレジサポとして意識されやすい価格です)。

 

この記事ではインジケーターの機能と設定方法について解説します。

インジケーターで表示する当日・前日・先週・先月それぞれの高値・安値を更新した時にメールでアラート配信できる機能も付いていますので、効率的なチャート監視にも一役買うことができるでしょう。

 

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step
1
インジケーターを追加

まずは前日高値・安値をチャートに表示するためのインジケーターをチャートに追加します。

使うインジケーターは"High Low Yesterday & Last week & Last month"です。

High Low Yesterday & Last week & Last month - FX365_Thailand作成のインジケーター

Japanese below. 日本語の説明は下記 This indicator shows high/low price of previous day(yesterday), last week and last month. Yesterday's high/low are shown on 4 hour or lower timeframe charts. Last week's high/low are shown on Daily or lower timeframe charts. Last month's high/low are shown on Weekly or lower timeframe charts.

インジケーターをチャートに追加する一番簡単な方法は、上のリンクからTradingViewのインジケーター紹介ページにジャンプして「お気に入りスクリプトに追加」することです。
(TradingViewのアカウントを未登録の方はこちらのリンクまたは記事下のリンクから登録する必要があります。アカウントはメールアドレスのみで無料で作成可能です。)

 

<TradingViewのインジケーター紹介ページ>

 

下の方にスクロールして、「お気に入りスクリプトに追加」をクリック。

 

これでインジケーターがお気に入りインジケーターとして追加されました。

あとはチャートを開いた状態でお気に入りに追加したインジケーターを追加するだけです。

インジケーターはTradingviewのチャート画面の上部にある"Fx"ボタンをクリックします。

 

インジケーター追加画面を開く

インジケーターはTradingviewのチャート画面の上部にある"Fx"ボタンをクリックします。

 

お気に入りに追加したインジケーターを選択

 

検索ウィンドウでインジケーターを検索することも可能

インジケーターを追加する別の方法として、検索画面でからインジケーターを検索することも可能です。

インジケーターの検索画面を開き、上の検索窓に"High Low Yesterday & Last week & Last month"と入力します。

するとインジケーターが表示されるのでクリックします。

 

step
2
当日・前日・先週・先月高値/安値の表示設定

インジケーターのチャートへの追加が終わったら、表示したい過去高値/安値の設定を行います。

表示したい高値・安値をチェックボックスをON/OFFにして、表示線の色を設定します。

なお、インジケーター内部の制御で各高値・安値の表示を以下の様にコントロールしています。

当日高値・安値: 日足未満の時間軸で表示

前日高値・安値: 日足未満の時間軸で表示

先週高値・安値: 週足未満の時間軸で表示

先月高値・安値: 週足未満の時間軸で表示

 

これで設定は終了です。

設定が完了したTradingviewのチャートを見てみましょう。

下のチャートは15分足に当日と前日の高値・安値を表示した状態です。(画像をクリックすると拡大表示してイメージを確認することができます。)

 

こうしてみると、今のローソク足が前日高値安値と比べてどの位置にあるのか、パッと見て非常にわかりやすいですね。(ラベルについては表示・非表示の切り替え可能です。)

日足未満の時間足には全て自動で反映させられるので、一々一つ一つのチャートに手で高値・安値ラインを引く手間が省けます。

この作業時間削減は大きいのではないでしょうか。

 

このように過去の高値・安値をチャートに表示することで当日の値動きのレジスタンスやサポートの根拠に使ったりと、トレード戦略を考える上で活用することができます。

 

高値・安値更新時のアラート設定方法

前日や当日の高値・安値を更新した場合、相場がその方向へ動き出す可能性が高まります。

そういった機会を見逃さないためにはアラートを設定するのが有効でしょう。

このインジケーターでは以下の条件でアラート通知できるようにロジックを組んでいます。

アラートの条件:
-前日高値の更新時
-前日安値の更新時
-当日高値の更新時
-当日安値の更新時
-先週高値の更新時
-先週安値の更新時
-先月高値の更新時
-先月安値の更新時

 

これらの条件でアラート設定するには、インジケーターを設定した上で、チャート左上から<インジケーターの詳細設定>から<アラート設定メニュー>を選択します。

 

 

以下の画面からアラート条件設定欄をクリックして条件を選択します。

上で解説したアラート条件が選択できます。Cross overは上抜け、Cross underは下抜けを意味します。

アラート送付条件としてEmailでの配信や画面ポップアップを指定できますので、好みの手段を選択して終了です。

 

今回はこれで以上です。

 

また、過去の高値・安値以外にもレジサポとして意識される価格として「半値」を自動描画するインジケーターや過去N日間/週間/ヶ月の高値・安値を表示するインジケーターもリリースしています。

関心のある方は合わせて確認してみてください。

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インジケーター開発のコンセプト

「良いインジケーターとはトレーダーの判断を手助けしてくれるものである。」

をコンセプトに開発を行っています。

今回紹介したインジケーターの他にも様々なオリジナルインジケーターをTradingViewで公開しています。

興味のある方は以下のTradingViewのページから他のインジケーターも確認してみてください。もしかしたら皆さんにとっても便利なインジケーターが見つかるかもしれません。

また、TradingViewでフォローすると新しいインジケーターのリリース時や機能追加時に通知が届きます。

最後に、今回紹介したインジケーターが良かったという方はTradingViewでいいね!を押していただけると今後のインジケーター開発の参考にもなります。

 

他のオリジナルインジケーターも見る(TradingViewへジャンプ)

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High Low Yesterday & Last week & Last month - FX365_Thailand作成のインジケーター

Japanese below. 日本語の説明は下記 This indicator shows high/low price of previous day(yesterday), last week and last month. Yesterday's high/low are shown on 4 hour or lower timeframe charts. Last week's high/low are shown on Daily or lower timeframe charts. Last month's high/low are shown on Weekly or lower timeframe charts.

 

僕が使っているチャートツールTradingviewはこちら



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