以前別の記事でビットコインの2017年バブル時のチャートとフィボナッチ比率の関連性について言及しましたが、今回2021年2月の58000ドルからの下落もフィボナッチ数がピタリとハマる形となりました。
-
2017年ビットコインバブルとフィボナッチの魔力
こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながらサバイサバイな暮らしをしているサンタです。 この記事ではフィボナッチ比率の支配力というか、こんなところにもフィボナッチ比率がと思わせられる一つの ...
続きを見る
チャートは米ドル建てビットコインの週足チャート。
2020年3月のコロナショックからの急上昇の起点からフィボナッチリトレースメント(※エクステンションの方向)を当てると、下落の起点となった57000-58000水準が"8"のレベルと一致します。
8はフィボナッチ比率ではありませんが、フィボナッチ数ですね。
また、前回1月半ばの比較的大きな調整の際もレベル"5"水準で起きていることがわかります。
次のフィボナッチ数は"13"です。
90,000ドル水準であり、ここまで上がってこれるかは不明ですが、13は西洋で最も忌避される忌み数でもあり警戒したいですね。
フィボナッチは比率と数双方が相場で意識されるレベルです。
5や8は普通の相場では出てきませんが、3は3.618の手前で止まる場合などに意識されるケースも多々あります。
ビットコインと同じタイミングで下落したイーサリアムの下落もフィボナッチ数と関連しています。
チャートはドル建てイーサリアムの週足です。
2020年3月のコロナショックからの急上昇の起点からフィボナッチリトレースメントを当てると、レベル"5"が今回の下落の起点である2000ドルと重なっていますね。
"5"はフィボナッチ比率ではありませんが、フィボナッチ数です。
このように見るとフィボナッチ比率やフィボナッチ数の価格帯では大きな下落や反発のトリガーとなる可能性を意識しておくことの重要性がわかりますね。
※この記事はTradingViewに投稿したアイデアを記事化したものです。