こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながらサバイサバイな暮らしをしているサンタです。
この記事ではフィボナッチ比率の支配力というか、こんなところにもフィボナッチ比率がと思わせられる一つの例を紹介したいと思います。
2017年ビットコインバブル相場
下のチャートはビットコイン/米ドルの2017年仮想通貨バブル時の日足です。
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ビットコイン投資をしていないという人でも、ビットコインバブルのことは耳にしたことがあると思います。
ビットコインは2017年12月に当時の最高値で対ドル約20000ドルをつけた後急落し、その後長期に渡って停滞を続けました。
その暴騰が起きた時のチャートです。
(急激な上昇であるため、チャートをログスケールで表示しています。)
フィボナッチ比率
さて、ここに株や為替のチャート分析でおなじみのフィボナッチリトレースメントを当ててみましょう。
あまりの上昇に起点をどこにするか悩ましいですが、バブル前の最高値である2013年11月高値1163ドルを超える起点となった安値から引いてみます。
結果が下のチャートです。
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チャート横に表示した青字のフィボナッチ比率を見てみると、29.03という比率と重なるポイントで当時の最高値である19666ドルをつけて急落していることがわかります。
フィボナッチ比率というと1.618や2.618という数字が有名ですが、今回青で表示した11.09や29.03もフィボナッチ比率の一つです。(株や為替の分析ではまず出て来ませんが。。)
これら普段目にしない数値でもレートか反落のポイントとして反応していることがわかります。
フィボナッチ比率は自然界の法則とも呼ばれ、宇宙にも適用されていると言われています。
こうしたバブル時の相場も裏で売買しているのは結局人間。
人間の活動はこうした自然のリズムや法則に知らぬ間に支配され、抜け出すことはできないのかもしれませんね。
この記事はTradingViewに投稿したアイデアを記事化したものです。
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