こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながらサバイサバイな暮らしをしているサンタです。
今回は、FXの市場には主役通貨が存在する、というテーマで解説をしていきます。
先日以下のツイートをしました。
https://twitter.com/thaikabu365/status/1269950291136221186
マーケットごとに最も取引される通貨ペアを表したグラフ
大切なのは
✅自分が取引している時間を知り
✅そのマーケットで主役の通貨ペアを知り
✅主役の通貨ペアでトレード
これを知っておくと東京時間に動きの少ないユーロドルをトレードして消耗するということがなくなりますよ
この記事が解決する悩み
- FXで市場ごとによく動くオススメ通貨ペアを知りたい
- いつも同じ市場で同じ通貨ペアでトレードしているかうまくいかない
この記事を読み終えると、FXの市場ごとによく動くオススメの通貨ペアの考え方を知ることができますよ。
(主にデイトレやスキャルをしている方向けです。スイングトレードにはあまり影響がない話なので、スイングの方は興味がある方のみ読んでいただけると幸いです。)
どの市場でトレードをしていますか?
「みなさんは普段どの時間帯もしくは市場でFXトレードをしていますか?」
と訪ねられた場合、多くの人が答えられると思います。
「朝9:00からやってるから東京時間だな」
「昼間は仕事なので、トレードするのはニューヨーク時間だけです」
みなさんもご存知の通り、FX市場は大きく
- 東京市場
- 欧州市場
- ニューヨーク市場
の3つがあります。これにオセアニア市場を入れて4大市場とすることもあります。
さて、次の質問はどうでしょうか?
市場で最も活発に取引される通貨ペアは?
「ではみなさんが取引している市場でもっとも活発に取引される通貨ペアはなんですか?」
この質問にパッと答えられる方は意外と少ないんじゃないでしょうか?
実はこれが超重要なのです。
主役通貨を知ることの優位性
下のグラフは冒頭のツイートでも紹介した「市場ごとに最もトレードされる通貨ペア」を表したものです。
画像出典: fxssi.com
グラフの下部に表示されているのが東京、ロンドン、ニューヨークといった市場です。
そして色のついた線が各通貨ペアの取引高を表しています。
例えば東京時間と豪州時間が重なる時間帯であればAUD/JPY(オージー円), AUZ/NZD(オージーニュージー), USD/JPY(ドル円)といった具合です。
これらがその時間帯の"主役通貨"なのです。
ではなぜ市場における主役通貨を知ることが重要なのでしょうか?
それはテクニカル分析が効きやすくなるからです。
デイトレやスキャルをやっている方はおそらくテクニカル分析を主に活用したトレードを行なっていると思います。
テクニカル指標というのは統計学の話なので、多くの市場参加者が取引している時間帯や通貨ペアの方がその性質上効きやすいのです。
逆に取引量が少ない通貨ペアは突飛な動きをしたり、市場参加者が少ない時間帯はトレンドが出にくい、伸びにくいといったことが起きやすいのです。
これがその市場における主役通貨を知り、主役通貨でトレードすることの優位性です。
東京時間の主役通貨は何と言っても円です。
その中でも世界の基軸通貨であるドルとの通貨ペアであるドル円が最も取引される通貨ペアとなります。
これは日米の経済が密接であることからも容易にわかるでしょう。多くの日本企業が米国企業と輸出入の取引をしています。輸出入にはドルでの支払い受け取りが求められるため、必然的に円とドルの交換需要が多く存在します。だから、ドル円が活発に取引されるのです。
逆に欧州の通貨であるユーロは欧州時間にもっとも取引が活発になります。
そのため、東京時間に取引をするのであれば円絡みの通貨ペア、欧州時間にトレードするのであればユーロ絡みの通貨ペアが良い。
なぜならテクニカルが効きやすくトレンドが出やすいからです。
まとめ
この記事では以下を解説しました。
✅自分が取引している時間を知ろう
->オセアニア時間(市場)、東京時間、欧州時間、ニューヨーク時間のどの市場でトレードしているのか
✅そのマーケットで主役の通貨ペアを知ろう
オセアニア時間(市場): 豪ドル
東京時間: 円
欧州時間: ユーロ、ポンド
ニューヨーク時間: ドル、カナダドル
✅主役の通貨ペアでトレード
->多くの人がトレードし、テクニカルが効きやすい。トレンドが出やすい、伸びやすい