Tradingview インジケーター トレード戦術

【TradingView】出来高プロファイルを使ったトレード手法

こんにちは、サバイサバイFXです。

この記事ではTradingViewのビルトインインジケーターである出来高プロファイルを使ったトレード手法について紹介したいと思います。

TradingViewを使っているけれど出来高プロファイルは見たことがないという方は参考にしてみてください。
チャートの見方が変わるかもしれません。

出来高プロファイルにはいくつか種類がありますが、今回用いるのは価格帯別出来高というインジケーターです。

早速チャートを見ていきましょう。

 

以下のチャートはユーロドルの2021年2月5日から2月26日にかけての4時間足チャートです。

直近3週間ほど上昇が続いています。

 

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ここに価格帯別出来高を表示します。

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※チャートをクリックすると拡大表示されます。

 

画面右端に表示されているバーが、価格帯ごとの出来高です。
緑が買い、赤が売りを示していて、それぞれの価格帯でどの程度の取引があったのかを示しています。

赤の水平線はPOC(ポイントオブコントロール)と言って、表示しているチャートの枠内で最も取引があった価格帯を表します。
今回はこのPOCをどうトレードに活かすか、その活用方法の一つを紹介します。

 

先ほどのチャートにコメントを追加しました。

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現在が一番右のローソク足だとしましょう。

赤のゾーンで買った人たちは残念ながら含み損になっています。

このままレートが下落していくとどうなるでしょうか?

泣く泣くポジションを手放すか、もしくは証拠金不足で強制的にロスカットになるかもしれません。

何れにせよ赤のゾーンで買った人たちの決済売りが発動することが想定されます。

 

実際のチャートの動きを見てみましょう。赤のPOCラインに注目してください。

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大陰線を伴った下落になっています。

それまで3週間近くは上げていたのにもかかわらずこの急落なので、

上で述べたように赤のゾーンで買った人たちのポジションは決済され大きな下落の元になったと言えるでしょう。

 

さて、赤のゾーンで買った人たちの全員がこの下落で損切りとなるでしょうか?

ストップロス(SL)を置いている人であればそうでしょうが、中にはSLを置かないで気がついたら大きく下落していた、というトレーダーもいることでしょう。もちろん僕もそんな経験をしたことのあるうちの一人です。

この後どうなるか、もう少しチャートを進めてみます。

 

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少し戻してきましたね。

ここで先ほど登場した最初の下落で損切りできなかったトレーダーがどういう行動に出てくるか考えてみましょう。

彼らは当初より価格が戻してきたことに安堵します。
ですがそれでもまだ含み損です。
損切りするのであれば少しでも戻したところで切りたい。
そういった意思が働き、上がってくるのを待って決済します。

次のチャートを見てみましょう。

 

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赤のライン近くまで戻ってきたところで再び下落していますね。

しかも、今度は最初の下落より更に大きい下落です。

これは最初の下落で損切りできなかったトレーダーの決済に加え、最初の下落を見て新規で売りを仕掛けてくるトレーダーたちの二つの売りが重なるため大きく落ちやすいポイントです。

 

話を赤のラインPOCに戻します。

POCというのは今表示しているチャートの枠内で最も取引があった価格帯のことでしたね。
であればこのラインを割ってくれば、それだけ多くの含み損ポジションが損切りさせられる可能性が多くなるライン、と見ることができます。

今回紹介したPOCの使い方は一つの例ですが、このラインを割ったらもしかしたら大きく下げるかも、といったように相場のいろいろな価格帯で売り買いをしたトレーダー達の心理を読むのに一役買ってくれる情報と言えるでしょう。

現在のところ出来高プロファイルは有料プランでのみ使用可能なインジケーターですが、非常にユニークかつ相場を見る上で助けになる良いツールだと思います。

 

出来高プロファイルの詳しい説明を見たいという方は以下を参考にしてください。

 

僕が使っているチャートツールTradingviewはこちら



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