こんにちは、サバイサバイFXです。
今回はオンラインチャートプラットフォームTradingViewで僕が開発したオリジナルインジケーター 「Previous N Days/Weeks/Months High Low」 を紹介します。
このインジケーターはパラメーターで指定した期間に基づき、過去数日間、数週間、数ヶ月という特定期間での高値・安値を表示することのできるインジケーターです。
例えば、過去20日間や四半期の高値安値といった市場参加者に意識されやすい節目となる期間の高値・安値をチャートに表示するといった使い方ができます。
以前から大人気を博している高値安値インジケーター⬇️「High Low Yesterday/Today/Last Week/Last Month」の姉妹版とも言えるインジケーターです。
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【Tradingview】当日・前日・先週・先月の高値/安値を表示するインジケーター(アラート付き)
こんにちは、サバイサバイFXです。 今回は、オンラインチャートツールであるTradingviewの便利ワザとして、当日・前日・先週・先月の高値/安値をチャートに表示する方法について解説をしていきます。 ...
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この記事では当インジケーターの機能について解説します。
記事後半の動画では過去20日高値・安値でのプライスアクションの例も解説しています。合わせて確認してみてください。
目次
サポート・レジスタンスとして意識される過去N期間高値・安値
昨日、先週、先月の高値·安値と同様に、四半期などの過去一定期間の高値·安値はサポート·レジスタンスとして良く意識されます。
伝説のトレーダー集団タートルズも20日間の高値·安値のブレイクを取引ルールの一つとして使用していたことで有名です。
前日、先週、先月の高値·安値については、以前に別のインジケーターを公開していますので合わせて確認してみてください。僕が公開しているインジケーターの中で一番人気のインジケーターです。
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【Tradingview】当日・前日・先週・先月の高値/安値を表示するインジケーター(アラート付き)
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仕様
機能概要
1. 過去N日間、N週間、Nヶ月の高値・安値を表示
パラメーターで設定した数値Nを元に、過去N日間、N週間、Nヶ月の高値・安値ラインをチャートに描画します。
計算式は、例えば過去2日間の高値の場合、昨日と一昨日の高値のうち高い方の高値を過去2日間の高値とします。
数週間高値、数ヶ月高値の場合も同じ考え方です。つまり、まだ最新のローソク足が未確定である当日、今週、今月は含みません。
(2022年10月 リペイント問題を解消しました。)
2. アラート設定
以下の条件でアラートを設定することができます。
・N日間高値を上方ブレイク
・N日間安値を下方ブレイク
・N週間高値を上方ブレイク
・N週間安値を下方ブレイク
・Nヶ月高値を上方ブレイク
・Nヶ月安値を下方ブレイク
設定画面
<パラメーター設定画面>
上3段の入力項目には、指定したい期間を入力します。
"Number of candles to look back to draw line"の項目は高値・安値のラインを描画するにあたって、何本前のバーにまで遡って描画するかを決定します。0と入力すると全ての過去バーに対してラインを描画します。
直近のバーにだけラインが描画されれば良いという場合は、適当な数字を入力して調節してください。
以下のTradingViewリンクからお気に入り登録すると簡単にインジケーターを呼び出すことができます。
インジケーターの使い方を動画で確認
字幕ONでどうぞ。
インジケーター開発のコンセプト
「良いインジケーターとはトレーダーの判断を手助けしてくれるものである。」
をコンセプトに開発を行っています。
今回紹介したインジケーターの他にも様々なオリジナルインジケーターをTradingViewで公開しています。
興味のある方は以下のTradingViewのページから他のインジケーターも確認してみてください。もしかしたら皆さんにとっても便利なインジケーターが見つかるかもしれません。
また、TradingViewでフォローすると新しいインジケーターのリリース時に通知が届きます。
最後に、このインジケーター良かったよ!という方は以下のリンクからTradingViewで高評価していただけると、今後のインジケーター開発の参考になります。