こんにちは、サバイサバイFXです。
今回は、オンラインチャートプラットフォームであるTradingviewで僕が開発したオリジナルインジケーター「Moving Average with Multiple Display Mode(MTF/Non MTF MA)」を紹介したいと思います。
移動平均線を1本表示するシンプルなインジケーターですが、MTFモードと通常の移動平均線モード、特定のタイムフレームにのみ表示の三つの表示切り替えができる移動平均線です。
以前リリースしたオリジナルインジケーター「特定の時間軸にだけ表示されるマルチタイムフレーム移動平均線」の上位バージョンです。
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【TradingView】特定の時間軸にだけ表示されるマルチタイムフレーム移動平均線のインジケーターを作成
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インジケーターはTradingViewのアカウントを持っていれば無料で使うことができます。
この記事ではインジケーターの機能、設定方法について解説します。
ぜひ使ってみたいという方は、こちらのTradingviewのインジケーター紹介ページ(または下記リンク)の方にある「お気に入りスクリプトに追加する」をクリックしていただくと、TradingViewのインジケーター設定画面から簡単に呼び出すことができます。
仕様
機能概要
- 移動平均線の表示モードとして以下の三つのモードを搭載
- MTFモード
選択した上位足時間軸とそれより小さいタイムフレームで移動平均線を表示
従来のMTF移動平均線だと、例えば日足の移動平均線を下位足に表示した際、週足や月足といったさらに上位足を表示した時にも日足の移動平均線が表示され、チャートが見にくくなるという欠点がありました。その問題を解決したのがこのMTFモードです。
マルチタイムフレーム用に選択した上位足のタイムフレームより小さいタイムフレームでのみ上位足の移動平均線が表示されるようになっています。
例えば、上位足として日足を選択した場合、日足の移動平均線は4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足にのみ表示されます。(45分足や2時間足といったカスタムタイムフレームには表示されません) - Non-MTFモード(常時表示)
タイムフレームによらず常に移動平均線を表示=>普通の移動平均線です
- 特定のタイムフレームにのみ表示モード
例えば、移動平均線を週足にだけ表示したい、5分足にだけ表示したいといった要件があるときに最適なモードです。
- MTFモード
- MAタイプはSMA/EMAから選択可能
<サンプルチャート>
MTFモードの例として、EURUSDの1時間足に4時間足の20MAを表示させたものを紹介します。
1時間足
4時間足
日足
日足には4時間の移動平均線は表示されないので、下位足の情報が上位足を邪魔しない設計となっています。
設定画面
<パラメーター設定画面>
上で説明したMAの表示モードからMTFモードを選択した場合は、MTF MA Timeframeから上位足の時間軸を選択します。
また、特定のタイムフレームにのみ表示モードを選択した場合も、表示対象のタイムフレームをMTF MA Timeframeから選択します。
※MA ModeでNon MTF Modeを選択した場合は、MTF MA Timeframeの設定は無視されます。
設定は以上です。
尚、このインジケーターの上位バージョンとして同じ機能を有した移動平均線を6本表示可能なインジケーターも公開しています。
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【TradingView】マルチタイムフレーム移動平均線に切り替え可能な複数移動平均線のインジケーター
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インジケーター開発のコンセプト
「良いインジケーターとはトレーダーの判断を手助けしてくれるものである。」
をコンセプトに開発を行っています。
今回紹介したインジケーターの他にも様々なオリジナルインジケーターをTradingViewで公開しています。
興味のある方は以下のTradingViewのページから他のインジケーターも確認してみてください。もしかしたら皆さんにとっても便利なインジケーターが見つかるかもしれません。
また、TradingViewでフォローすると新しいインジケーターのリリース時に通知が届きます。
最後に、今回紹介したインジケーターが良かったという方は、TradingViewでいいね!を押していただけると今後のインジ開発のモチベーションにもなります。
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