こんにちは、サバイサバイFXです。
今回は、オンラインチャートプラットフォームであるTradingviewで僕が開発したオリジナルインジケーター「MTF GMMA with Display Timeframe Control」を紹介したいと思います。
開発したのは上位足のGMMA(MTF GMMA)と現在タイムフレームのGMMAの2つのGMMAを表示することのできるインジケーターです。
GMMA(Guppy Multiple Moving Average)は短期・長期の移動平均線(MA)を複数表示することでトレンドを容易に可視化できる優れたインジケーターですが、上位足のGMMAを合わせて表示することで上位足の目線を保ったままトレンドを把握することができます。
インジケーターはTradingViewのアカウントを持っていれば無料で使うことができます。
この記事ではインジケーターの機能、設定方法について解説します。
ぜひ使ってみたいという方は、こちらのTradingviewのインジケーター紹介ページ(または上記リンク)の方にある「お気に入りスクリプトに追加する」をクリックしていただくと、TradingViewのインジケーター設定画面から簡単に呼び出すことができます。
仕様
機能概要
- 上位足のタイムフレートとして、月足、週足、日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足を選択可能
- 上位足のGMMAはその時間軸未満でのみ表示されるよう表示時間軸制御機能を搭載
従来のMTF GMMAだと、例えば日足のGMMAを下位足に表示した際、週足や月足といったさらに上位足を表示した時にも日足の情報が表示され、チャートが見にくくなるという欠点がありました。その問題を解決したのがこのMTF GMMAです
マルチタイムフレーム用に選択した上位足のタイムフレームより小さいタイムフレームでのみ上位足のGMMAが表示されるようになっています。
例えば、上位足として日足を選択した場合、日足のGMMAは4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足にのみ表示されます。(45分足や2時間足といったカスタムタイムフレームには表示されません)
- MAタイプはSMA/EMAから選択可能
- MAの期間は設定可能ですが、現在タイムフレームGMMAとMTF GMMAで共通
- 現在タイムフレームGMMAとMTF GMMAは不要な時はチェックボックスで非表示可能
<サンプルチャート>
1時間足に4時間足のGMMA表示(青と黄色: 1HのGMMA, 緑: 4HのGMMA)
使い方
使い方の一つの例として、価格が現在タイムフレームGMMAとMTF GMMAの上にある間はトレンドフォロー(押し目買い/戻り売り)を、現在タイムフレームGMMAとMTF GMMAがクロスした時はトレンド転換を狙うということが挙げられます。
設定画面
実際の設定画面を見るとイメージが湧きやすいと思いますので、設定画面イメージを添付します。
<パラメーター設定画面>
<スタイル設定画面>
移動平均線は1本ずつ色や線の太さを変更することが可能です。
インジケーター開発のコンセプト
「良いインジケーターとはトレーダーの判断を手助けしてくれるものである。」
をコンセプトに開発を行っています。
今回紹介したインジケーターの他にも様々なオリジナルインジケーターをTradingViewで公開しています。
興味のある方は以下のTradingViewのページから他のインジケーターも確認してみてください。もしかしたら皆さんにとっても便利なインジケーターが見つかるかもしれません。
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