こんにちは、サバイサバイFXです。
今回の記事はトレンドに乗れなかった時がチャンスと題して、自分の得意パターン、手法の見つけ方といったテーマでお話をしていきます。
大きなトレンドが発生したにもかかわらず、それに乗れなかった時はとても悔しいですよね?
ですが、下のツイートの通りこうしたトレンドに乗れなかった時というのがチャンスでもあります。
自分の得意パターンや手法がまだない、トレードの勉強を始めたけれどどのように勉強したらいいかわからない、という方はぜひ参考にしてみてください。
https://twitter.com/thaikabu365/status/1374592369778069505
過去チャートみて、
あっ、この流れに乗りたいなっていうのがあったら、それに乗るための方法を⬇️のように深掘りしていきます。
これ繰り返していくと自分の得意パターンだったり手法なりっていうのが見つかります。
過去検証するときのポイントです。 https://t.co/blTl5M1EnV
— サバイサバイFX | サンタが南国タイでサバイサバーイFXトレーディング (@thaikabu365) March 24, 2021
狙った動きに乗れなかった時の振り返りが大切
下のチャートはポンド円の2021年3月の4時間足のチャートです。
赤の矢印の部分は4時間足レベルで確認できる大きな下落です。
さて、例えばですが、この大きな下落を狙っていたにも関わらず乗れなかったと仮定しましょう。(下落が起きるシナリオを準備し、監視もしていたという前提でです。)
なぜ乗れなかったのでしょうか?
1時間足に落としてみます。
赤のてっぺんで入れれば最高でしょうが、なかなかそう簡単に入れる場所ではありませんね。
無理してこういうところを狙う必要もないでしょう。
では次の緑や青の丸のポイントはどうでしょうか?
ここであれば下落の波が一度止まって再度下降していく場面ですし、いわゆる戻り売りのポイントですよね?
こんな感じでラインを引いた場合はどうでしょうか?
トレンドラインをブレイクしたことが一つの下降のトリガーとなりそうなイメージがもてそうです。
といったような感じに、狙っていたんだけど乗れなかったという場合には、今説明したように振り返りをしてみることをオススメします。
今回説明したのはあくまで例の一つですが、1時間足をさらに30分足や15分足に掘り下げて見ていったり、水平線を引いたりしてみてどのラインを割った時にトレンドが加速したかを観察してみると良いと思います。
過去チャートを何年・何十年と振り返って、この作業を繰り返しても良いですし、毎回の実トレードで流れに乗れなかった度にこうして振り返るのも良いと思います。
繰り返していると、動きの類似性やパターンに気がつく点があるはずです。
それらに気がついたら、同じような形が過去に出ていないか、そのパターンに絞って同じように過去のチャートを振り返ってみます。
もしかしてこういう形になったらエントリーすればいいんじゃないのか?と気づけたらしめたものです。
どうすればその流れに乗れていたかを洗い出そう
上で解説した通りですが、振り返りを行う際に、どうすれば自分はその流れに乗れていたか?という観点で要素を洗い出してみましょう。
・水平線やトレンドラインを引くのを見落としていた?
・過去に何度もサポートやレジスタンスとして機能していた意識されそうな高値や安値はチェックしていたか?
・どんな形になったらエントリーするかのイメージが描けていたか?
などなど、
意外と重要なのが、「どんな形になったらエントリーするかのイメージが描けていたか?」という点です。
これが事前に想定できていれば、その形になった時にエントリーすれば良いわけですし、そうならなかったら諦めます(その時は縁がなかったということ)。
その場面は自分がトレードできる相場ではなかった、または自分のスキル・経験値が不足していたために、トレード機会をモノにできなかったと言えるでしょう。
これができるようになると、いいことが二つあります。
一つ目は変に追っかけでエントリーしたりしなくなること。
二つ目は、毎回この振り返り作業を繰り返すことで、自分の得意パターンやトレードできるパターンを蓄積していくことができ、トレードの幅を広げることができます。要はトレードの機会を認識し、かつそれをモノにできる引き出し増えるということですね。
自分の得意パターンや手法がないという方は、ぜひこの振り返り作業を行ってみてください。