こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながら悠々自適に暮らしているサンタです。
今回は、あなたのFXトレードのポジションは見られていますというテーマでお話をします。
- ポジションを持つと必ず逆行する。
- ポジションを持つと必ず損切りに狩られる。
という方のお悩みを解決します。
あなたのポジションは丸見えです
誰にでしょう?
はい、機関投資家に、です。
うっそーーーー!?
本当です。
機関投資家が使うモニター上には、個人投資家のポジションの他、損切り(ストップロス)がどこに設定されているかまで全て筒抜けの状態です。
これは個人投資家としてはどうしようもないことです。
なので、そういう風になっているのね、という事実を知っておきましょう。
ポジションが見られているとどうなるのか?
ポジションを持つと逆行して、損切りにかかる。そしてその後予想通りの方向に相場が動いた。
という経験のある方は少なくないでしょう。
あれはなぜ起きるのか?
その答えが、あなたのポジションが機関投資家に見られているから、です。
絵を使って説明します。
以下のように少しづつ安値が切り上がるトリプルトップのチャートがあるとします。
これは上昇のサインだ!と思って、あなたはAのポイントでエントリーしました。
するとエントリーした直後から価格が下がり、赤線の損切りラインに引っかかる。
その後ローソク足は予想していた通り上昇。
こんな相場に出くわしたことはないでしょうか。
エントリーした時点であなたは損切りを直近安値である赤のラインに設定しました。
実はこの損切りラインは機関投資家のモニターでは見えています。
こんな時機関投資家はどう動くと思いますか?
彼らは損切りの位置に置かれたストップロス注文を狩りにきます。
Aのポイントであなたは買いエントリーをしました。そのストップロスを赤のラインに置いています。
つまり赤のラインまで価格が下がってくると、ストップロス注文(この場合はつまり売り)が自動発動されます。
機関投資家はその売り注文が出たタイミングで、買いを入れます。
それが無数の似たような注文で行われるので、相場には買いが約定し、結果相場は上昇します。
そして上昇したところで機関投資家は買いを決済(つまり売り)して利益確定します。
こうやって機関投資家は個人のストップロスを焼いて儲けにくるのです。
じゃあどう対処すればいいの?
じゃあ一体どうしたらいいのでしょうか?
残念なことに100%有効な解決策というものは存在しません。
相場というものは機関投資家が有利なようにできています。
その中で個人投資家は生き残る術を身につけるしかないのです。
上で紹介した例では損切りが直近安値に置かれていました。
このような場合は、上で説明したように下ひげをつける形で価格が下がり、その後上昇していくというケースが多いです。
こうならないように損切りの位置を直近安値から少し離れた場所に置く、というのが対応策の一つです。
どれくらい離れたところに損切りを置けばいいのかは、トレードで実戦経験を積むことで段々とコツをつかむことができるようになるのでとにかく実戦あるのみです。