株や為替、コモディティ、仮想通貨の中から特定の銘柄を取り上げてそのエリオット波動を考察する波動分析シリーズ。
今回は為替(FX)のポンドクロスの中からポンドフラン( GBPCHF )を取り上げます。
ポンドクロスからは今までポンドオージーとポンドカナダの長期エリオット波動分析を投稿していますが、今回分析するポンドフランはポンドクロスの中で最も波動が美しく出ている通貨ペアであり、個人的にはポンドオージーと並んでお気に入りの通貨ペアでもあります。
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【波動分析】ポンドオージー(GBPAUD)の長期エリオット波動分析(波のリズムから考えるトレードプラン)
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【波動分析】ポンドカナダ(GBPCAD)の長期エリオット波動分析/ トライアングル上限下限からの売買が狙い目
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今回も月足と週足をベースに長期エリオット波動を見ていきます。
月足(マクロ: 50年スパン)
過去50年間の動きを表した月足チャートです。
チャートの左隅、価格が急に跳ねているところで何があったのかはわかりませんが、この急騰からは50年近くに渡って長期の下降トレンドが続いています。
この下降トレンドを大きな塊で見ると、3段階のリズムでの下げが確認できることから、グリーンでプロットした下降5波を想定。
最後の5波を拡大して見ていきます。
月足(ミクロ: 20年スパン)
直近20年にフォーカスした月足です。
グリーンの月足(Ⅴ)波を構成するさらに下位の下降5波(ブラックⅠ〜Ⅴ波)が確認できることに加えて、以下で解説する週足の波動で上昇波動が確認できることから、グリーンの月足(Ⅴ)波は終了して、現在はグリーンの月足(Ⅰ)〜(Ⅴ)に対する調整波がスタートしていくのではと見ています。
週足
月足(ミクロ)で見たブラックの月足Ⅴ波付近の様子です。
週足では2020年2月のコロナショックを起点に開始した上昇波動により週足の戻り高値をブレイク。
現在はパープルで示した波動の④波目が終了し、これから⑤波が発動していくと期待できる局面にあります。
この辺りはトレード戦略の記事も過去に投稿していますので、関心のある方は合わせて確認して見てください。
週足5波動が終了すれば、それが月足a波になり、その後は下降トレンドとして月足b波(月足ミクロ:b波)を形成する動きが出る可能性を見ています。
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