【サマリ】
世界各国の中銀が金融緩和策を取っている中、次のテーパリング開始国にも注目が集まっていますが、
個人的には好調な経済指標が続き、コロナ感染も落ち着きを見せているニュージーランドに注目しています。
この投稿を書いている日の午前中にもニュージーランド当地の銀行ASBがRBNZの今年11月の利上げ予想を発表。市場は朝から大きくNZD高に動きました。
NZDUSDのチャートを見るとFOMCでつけた安値を更新することなく、現在までNZD高USD安の動き続いています。
日足レベルではWボトムを形成する動きとなり、4時間足レベルでネックラインをブレイクすれば、4Hで上昇トレンド転換するのでネックラインブレイクからの上昇3波の機会を狙っています。
対円の通貨ペアであるニュージーランドドル・円も同様のチャート形状となっているため、ドルと円の強弱を鑑みながら上昇を狙うのに適している通貨ペアを選んでいける展開でしょう。
【環境認識】
週足
コロナショック後の上昇トレンドのガイドとなる上昇トレンドラインはブレイクされ、現在は横ばい傾向です。
日足
現在までのところ、6月FOMCでつけた安値(C)を更新することなくNZD高の動きが続いています。
Wボトムを形成する動きにも捉えられるため、ここから上昇していくか、もしくはもう一段下げてFOMCの安値を更新する展開となるか、ネックライン付近の攻防に着目です。
4時間足
0.70980水準が4時間足で見た時のWボトムのネックラインになっているので、ここをブレイクしてくれば4時間足レベルで上昇トレンド転換が確定。
ネックライン抜けから押しを形成しての上昇3波目を狙います。
まずはネックラインをブレイクできるかに注目です。