こんにちは、サバイサバイFXです。
今回は、オンラインチャートツールであるTradingviewの有料プランに切り替えるメリット5選というテーマでお話ししていきます。
こんな方におすすめ
- 無料プランから有料プランに切り替えようか悩んでいる
- より上位の有料プランに切り替えようか検討中
TradingView、非常に便利ですよね。
僕は使い始めて3年以上経過しましたが、もうTradingView無しのトレードは想像ができないほど、日々のトレードライフに浸透しています。
僕個人の感覚ですが、2020年のコロナショック以降ユーザ数も相当増えた感じがしています。
そんなTradingViewですが、無料プランと有料プランではできることが大きく異なります。
今無料プランを使っている方も有料プランに切り替えようか悩んでいたり、より上位の有料プランに切り替えようか検討している方もいるかと思います。
そんな方に向けて、最上位プランであるプレミアムプランを3年以上使用し続けている僕が有料プランにして良かったと感じることを含めて解説していきます。
この記事を通してみなさんにお伝えしたいのは以下の2点です。
お伝えしたいこと
- ツールに対する考え方 :チャートはトレーダーの商売道具 自己投資を惜しむべからず
- TradingView有料プランのメリット5選
それでは早速始めましょう。(ツールに対する考え方とかマインド系はいいんだという方は2から読み始めてください)
目次
ツールに対する考え方
チャートはトレーダーの商売道具 トレーダーとしての成長のためにツールへ自己投資しよう
いきなりですが、皆さんはトレーダーとしての自己投資していますか?
書籍で新しい知識を学んだり、著名トレーダーが主催するオンラインサロンに加入したり、金融アナリストのメルマガを購読・・・など
トレーダーとして成長するためのいろいろな形があると思います。
これらの活動にお金と時間を費やすことは、僕はトレーダーとして成長し続けるための自己投資と捉えています。
そして、日々のトレードを行うために分析をするチャート。
これはトレーダーにとっての商売道具です。
どの職業であっても商売道具ってありますよね?
・営業をしている人であれば、相手に好印象を与えるためのスーツなどの身だしなみ道具
・作家であればより快適に執筆活動をするためのPCやペン、椅子などの執筆道具
・美容師であればスムーズにカットをするためのハサミや櫛
・アスリートであればシューズやラケットなど・・・
僕はチャートこそがトレーダーにとっての商売道具だと思っています。
だったらチャートに関しても自分がより効率的・効果的に分析を行っていけるよう商売道具であるチャートに投資をするということは必要だと思うのです。
一流の料理人が100均の包丁使わないですよね?
良いツールを使うことでより良いアウトプットを出せる。
これがツールや商売道具に投資すべき理由です。
トレーダーとしての成長、より良いアウトプット(=トレード成績)のために自己投資は必要でしょう。
僕はそのように考えて、最高の環境を得られるTraingViewのプレミアムプランを購入しました。
お待たせしました。それでは有料プランにすることのメリットについて解説していきます。
TradingView有料プランのメリット5選
1. 設定できるインジケーターの数が最大25個
無料プランの場合、設定できるインジケーターの数は3つまでです。
3つって少ないですよね。
トレーダーにもっとも使われていると言っても過言ではない移動平均線。
これだけでも3本設定したらおしまいです。
移動平均線を表示して、ボリバンを出して、あとはピボットも必要だな。オシレーターはストキャスを入れて・・・なんてやってたら、とても3つでは足りません。
これが有料プランにするとProは5個、Pro + は10個、プレミアムは最大25個というようにより多くのインジケーターを設定できるようになります。
有料プランに切り替えずに多くのインジケーターを設定する代替案としては、自分でTradingViewのインジケーターを開発するという手もあります。
一つのインジケーターで複数のインジケーターを表示するものを自作してしまうという方法です。
ですが、TradingViewのプログラミング言語であるPine Scriptを学ぶ必要があり、一定の習得時間を要することと、プログラミングをまったくやったことがないという人には技術的にもハードルが高いのも事実。
であれば、月数千円という投資をして有料プランに切り替えるというのはリーズナブルな選択だと思います。
2. リプレイ機能を使って過去検証
過去検証もトレーダーにとって必須な活動と言えるでしょう。
・自分の手法をよりブラッシュアップして成績の安定や向上を目指す
・トレーダーとしての幅を広げるために新しい手法を取り入れる / 相場に合わせて自分の取引ルールのPDCAサイクルを回す
・今まで使っていた手法が他の通貨ペアや投資商品でも有効に機能するかを検証
こうした目的のために過去検証は有効な手段です。
みなさんもご存知の通り、過去検証には専用のソフトが販売されています。
ですが、こうした過去チャート検証ソフトはPCにインストールする必要があり、その分HDDやメモリを消費します。結果としてPC動作が重くなるという懸念があります。
こうした過去検証をTradingViewでもできるということをご存知でしょうか。
TradingViewにはリプレイ機能という機能が備わっており、これを使って過去チャートのバーを少しづつ進めながら値動きを見ていくことが可能です。
以下リンクのリプレイ機能動画解説の記事を見てみてください。
無料プラン(Basicプラン)であれば日足・週足・月足のみが使用可能という制限がつくものの、有料プランであれば、全ての時間軸でリプレイ機能を使うことが出来ます。
5分足や15分足といった短期足でのリプレイもできるので、過去チャート検証もTradingView上で出来てしまいます。
トレードに関してはTradingViewだけあればあとは何もいらないという状態が実現できるわけです。
(ただし最上位のプレミアムプランを選んでも過去データの全てが利用可能になるわけではありません。現状2万バーが最大です。1年300日として日足で2万/300=約65年分。4時間足で約10年分。)
TradingViewの有料プランは月額課金(料金は最下部を参照)。一方で過去検証ソフトには月額課金の他に永久利用可能な買い切りライセンスもあると思います。
コスト的にはどちらがお得か、検証ソフトをインストールすることによるPCのパフォーマンス変化やトレード環境(TradingViewに統一)を加味して総合的に判断するのが良いでしょう。
3. アラート設定が最大400個&無期限
トレーダーであれば誰しもが狙っているポイント/エリアがあると思います。
・この水平線に到達したら買いを準備しよう
・この移動平均線に到達したらショートを検討しよう
といった具合です。
こうしたポイントに到達したことをお知らせしてくれるのがアラート機能ですが、無料プランでは1つしか設定できないのに対して、Proでは10個、Pro+では30個、プレミアムではなんと400個です。
そしてアラートの有効期限についても無料プランからPro+までは2ヶ月なのに対して、プレミアムは無期限でアラート設定ができます。
僕がプレミアムプランにもっとも感謝している点の一つです。僕は監視している銘柄が株、FX、コモディティ、仮想通貨合わせておそらく40-50くらいですが、400個で不足を感じたことはありません。
4.チャートレイアウトを複数保存
例えばドル円のチャートを開いたとします。自分が設定したインジケーターと共にチャートが表示されます。ユーロドルのチャートを開いても、ナスダックのチャートを開いても同じインジケーターが表示されます。これがチャートレイアウトです。
無料プランではチャートレイアウトを一つしか保持できませんが、有料プランではPro 5個、Pro+ 10個、プレミアム 無限というように複数保存することができます。
僕の使い方を紹介すると、僕は為替と株で見る指標が異なるので、インジケーターは異なります。そのためチャートレイアウトは為替と株で分かれています。他にも過去検証するときのチャートレイアウトは分けて保存しています。
色々と分析を書き込むので、分析用のチャートとは分けたいのです。
4.一つのタブに複数チャート表示
無料プランでは一つのタブに一つのチャートのみ表示できますが、有料プランではPro2個、Pro+4個、プレミアム8個とチャートを一画面に分割して表示することが可能です。銘柄の切り替えをせずに複数銘柄を監視したい人にはこの機能は非常に有用でしょう。
有料プランについて
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は有料プランのメリット5選ということで僕が個人的に有用だと考えている点を中心にお話ししました。
詳しい比較を見たいという方はTradingViewのウェブサイトでも解説されていますので、こちらのページから確認してみてください。
TradingViewでは3つのタイプの有料プランが用意されています。
支払いは年額一括払いと月次払いの二つのタイプがあり、年額一括だと16%近いディスカウントが提供されています。(2020年10月時点)
上の添付画像は年額一括払いの金額ですが、これに基づくと
Proは155ドル (1ヶ月あたり155÷12で12.91ドル。およそ1300円)
Pro+は299ドル (1ヶ月あたり299÷12で24.91ドル。およそ2500円)
プレミアムは599ドル (1ヶ月あたり599÷12で49.91ドル。およそ5000円)
となります。ディスカウント率はシーズンによっても変わるので、だいたい1500円/月から5000円/月のレンジを見ておけば良いでしょう。
またTradingViewは毎年11月下旬になると米国感謝祭セール(ブラックフライデーセール)で大幅ディスカウントを提供しています。そのタイミングであればさらに安い値段で有料プランに切り替えることもできるので狙い目です。
さてこの金額、みなさんはどう見られますか?
月1500円から5000円って飲み会1回の金額に毛が生えたくらいの金額です。
それくらいの金額で良い環境・商売道具が手に入るなら、投資対効果は非常に高いのではないでしょうか。
-
【TradingView】ブラックフライデーセール2022で有料プランを更新するべき理由
こんにちは、サバイサバイFXです。 今回はオンラインチャートプラットフォームTradingViewの有料プランを賢く、お得に使う方法として、ブラックフライデーセール中に有料プランを更新するべき理由を解 ...
続きを見る