先週はFOMC後にドル高が進みドル円も急騰しましたが、111円直近で頭を押さえれて下落。
18日にはクロス円の下落も伴って109円台まで下落し、FOMCでの上げの大半を失う形となりました。
米株が大きく下落しているので来週もリスクオフの円買いとなる可能性も考えられ、111円付近が重い展開となるかもしれません。
週足
ポイントは111円を超えて、次の節目である112円を目指していけるかどうかでしょう。
111円での抑えが続くと週足のチャートとしてはWトップを示唆する弱気な形となります。
日足
先週は3月につけた高値に若干届かずに下落して引けています。
年初からの上昇トレンドから見ても天井圏の形成中と捉えて良いでしょう。
4時間足
4時間足レベルでも4月末からの上昇トレンドの終盤なので、天井圏を作るフェーズと見ています。
日足の戻り高値(レッド破線)のレジスタンス、4時間足押し安値(ブルー破線)のサポートに挟まれた領域でもあるので、ここでレンジを形成するかもしれません。
売りのシナリオ
1.FOMCでつけた高値110.80水準を試すような展開となれば、その高値付近で4時間足のWトップかつ日足レベルのWトップとなることを期待してショート狙い
2.FOMC高値を試さずに下落して、4H押し安値(ブルー破線)をブレイクすれば戻り売りのショート狙い
買いのシナリオ
1. FOMC高値からの下落がサポートされた109.95-110.20のエリアで下げ止まりが見られればロング検討=>FOMC高値を再度試す動きを狙う
先週同様に、ドル円はすでに高値圏であることから、ショート優先で考えます。