メンタル

トレードで勝てるようになることは会社で出世するよりも簡単?

こんにちは、サバイサバイFXです。

今回はモチベーション系の記事として、トレードを学ぶ・続けていく上でのモチベーションアップに繋がる内容を共有したいと思います。

先日以下のようなツイートをしました。

 

 

大企業に新卒で入ると同期が普通に100人とかいますよね。

でもそのなかで役員になれるのは同期から1人出れば良いほう。

つまり確率は1%以下。

FXで勝てる人=だいたい10%(証券会社のデータなど)

あれ? もしかして•••

モチベーションアップにどうぞ。

 

よくトレードでは9割は負けて勝っているのは全体の1割(=10%)と言われますよね。

これはいくつかの証券会社のデータでも言われていることであり、トレードで勝ち続けることの難しさを表す例の一つであると思います。

一方、会社勤めというキャリアにおけるひとつの到達点として役員に出世するというものがあります。

 

「誰々のお父さん、旦那さんってXXの役員なんだって」

 

と聞くと、「へぇ、すごいんだね」と思いますよね。

それくらい役員になるのって大変なことだと思います。大企業になればなおさらです。

そこで上記のツイートなのですが、大企業に入ると同期100人とかは珍しくありませんね。

でも毎年その同期の中から将来の役員が生まれるかというと、1人出れば良い方でしょう。むしろ出ない方が普通だと思います。部長クラスだって1人出れば良い方なのではないでしょうか?

 

これって確率的に考えると、100人の中から1人生まれるか否かなので、1%を切ります。

同期はもちろんのこと、先輩社員や自分より後から入ってきた社員と競い合った上に開ける道なので、非常に困難な道であることは誰もが疑いのないことでしょう。

大きな会社ということであれば優秀な人材が集まりやすくなるので、競争も一層激しいということにもなります。

 

一方、トレードで勝っている人の割合は10%です。

トレーダーが100人集まったらそのうちの10人は勝っているということですね。

もちろん"勝っている"の内容は人それぞれで、億単位やそれ以上を稼いでいる人もいれば、数万円というお小遣い程度をコンスタントに稼いでいるという人もいるでしょう。

何れにしても資金を増やし続けることができている人であり、トレーダー世界での競争で勝ち残っている人ということに違いはありません。

このように確率の観点から見ていくと、トレードで勝てるようになるというのは、会社の中で出世していくよりも高い確率で実現できると考えることができるのではないでしょうか。

会社内での出世が同期や先輩・後輩社員との戦いであるのに対し、トレードは自分との戦いというのが二つのキャリアの違いとも言えますね。

 

この記事は決して会社員というキャリアとトレーダーというキャリア、どっちが良いとか悪いとか、優れているとかをいうつもりはありません。

どちらも簡単に実現できるものではありませんが、実現の可能性を確率の観点から捉えて見ると、取り組みの姿勢が変わるのではということをお伝えしたいのです。

 

そこでもう一つのツイートを紹介します。

 

 

会社に入って5年くらいたつと大体の仕事はこなせ成果も出始めますよね。

はやい人なら現場のリーダーに抜擢とか部下を持ったりもあります。

5年って大体10000時間です。

10000時間理論は何か物事を習得する時の目安として有名です。

トレードも。

 

 

1万時間の法則

1万時間の法則(または1万時間理論)をご存知でしょうか?

対象がなんであれ、何かを学び、身につける("知る"から"できる"へのシフト)には最低1万時間くらいの時間を要する、というものです。

上のツイートでは、会社に入って仕事ができるようになるプロセスを例として揚げました。

例えば新卒である会社に新入社員として入社した場合、たとえどんな良い学校を卒業をした人であっても最初から仕事ができるわけではありません。

上司や先輩の指導を受けながら、現場で様々な作業に取り組み、ミスをしたり、うまくこなしたりを繰り返しながら仕事を覚えていきます。

日々目の前の作業と向き合って転びながら覚えていく、そんなイメージではないでしょうか。

そして、だいたい5年くらい経つと大体の仕事は覚え、成果も徐々に出てくる、そんな時期だと思います。

5年というのはおよそ1万時間に相当します。

 

このブログを読んでくださっている方の中には、現在会社勤めをしている方もいることと思います。

今の仕事も上記のようなプロセスを経て時間をかけて身につけたものであると理解できれば、トレードを身につけるにもそれ相応の時間と訓練が必要であるということも理解できるのではないでしょうか。

そしてその点に気づけるかどうかでトレードに対する取り組みの姿勢が変わってくると思います。

 

僕が使っているチャートツールTradingviewはこちら



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