こんにちは、サバイサバイFXです。
様々な資産クラスの中から一つの銘柄をピックアップし、その長期エリオット波動を分析する波動分析シリーズ。
今回は世界的に株価の下落が続く中で、現在のところ大幅な下落を免れている英国株の代表指数FTSE100を取り上げます。
いつもと同様に月足・週足をベースに全体の構造を見ていきます。
長期エリオット波動全体構造
以下は長期月足にエリオット波動をプロットしたものです。
指数の算出開始が1985年ということで予想以上に若いのですが、そこからカウントを始めています。
月足(1985年〜)
グレーの上昇5波、修正3波が1サイクル目。
ブラックでプロットした上昇5波、修正3波が2サイクル目という見立てです。
現在はブラックの上昇5波に対する修正波abc波のうちb波が推進中と捉えています。
B波がまもなく終了し、c波発動で英国株も大きく下落していく可能性が考えられる場面です。
月足修正波の様子を以下週足で見ていきます。
週足
パープルの波動で示したように、現在のところ3-3波で推移しています。
これから下降5波が発動するかどうか、という場面です。
もちろん月足で見た高値Ⅴを超えてくる可能性もあるので、その時は上記のカウントが誤っていたということになります。
ブラックの上昇5波の調整がすでに終了していて、現在は新たな上昇波動が推進している最中という捉え方も可能です。
両方の可能性を追いながら今後の展開を見ていきたいと思います。