どっちでもいいです。
自分が好きなものを使えばいいと思います。
この記事を開いた人には2種類のタイプの人がいると思います。
一つ目のタイプの人は、本当にどっちが良いのか"答え"を探し求めている人。二つ目のタイプの人はなんかタイトルが面白そうだから開いてみたという人。
問題は一つ目のタイプに当てはまる方です。
この記事もそんな方に向けて気づいて欲しいために書きました。
インターネット上にはこのSMAとEMAどっちがいいのか論争を繰り広げている多くの情報があります。
- 長期の移動平均線にはEMAが適している
- 初心者はSMAを使い、上級者はEMAを好む
などです。
でもこういったものには答えがないんですね。
例えば日本国内のFX会社の全口座を調べた結果、過去nヶ月間月間収益がプラスだった口座の所有者の70%はEMAを使っていた、というような統計情報でもあれば多少参考になるかもしれませんが、そんな統計データはありません。
期間の最適解探しも今すぐやめましょう。
- 20期間がいいのか、25が良いのか、はたまた21が良いのか?
- 50と75ではどっちが良いのか?
これにも答えがありません。
こういうことを気にしている暇があるんだったら、過去検証を3ヶ月分やったり、それこそ今気にしている移動平均線と価格の関係を先週1週間のチャートで復習し直してみる方がはるかに学びになります。
MAを始めとして様々なインジケーターがありますが、重要なのは一つのインジケーターを見続けることです。
見続けるうちに値動きとの関連だったり、チャートの形状とインジケーターの形がイメージとなって脳に蓄積されていきます。
SMAとEMA論争も同じです。
これと決めたMAの期間、タイプ(SMA, EMA, EMA, HMAなどなど)を使い続けること。
それが結果を出す上での近道です。