ドル円6/28週の売り買い双方のシナリオ考察です。
先週はFOMC高値をブレイクし、年初来高値も更新して111円をつけるまで上昇。
次の節目となる111.50-112円を目指して上昇していくかに注目ですが、来週は月末かつ四半期末ということで期末フローには注意したいと思います。
4月からの3ヶ月で見れば四半期の半分以上は上昇トレンドにあったため、
四半期調整フローでドル安になる可能性も見ておきたいところです。
週足
週足上の次の節目は2020年2月高値である112.20付近。ここを目指して上がっていく動きが出るかどうかに注目です。
日足
4月後半からオレンジの上昇チャネル内で推移が続いています。
高値圏の動きとして、3月末につけた高値(5)と日足レベルでWトップを築く可能性も想定しておきたいところです。
4時間足
FOMC高値を超え111円をつけた後一旦下がってきましたが、先週金曜日NYタイムの新しい足がすぐさま包み陽線になり高値圏と言えども買い需要は厚そうです。
以上を元にした双方のシナリオですが、
売りのシナリオ
24日につけた高値111.10付近でレジスタンスされる動きが出れば、25日の安値(ネックライン, 110.50水準)あたりまでの短期ショートを検討
=>日足レベルのWトップで右肩がさらに4時間足でWトップとなるような動き
買いのシナリオ
・FOMCの高値をブレイクした上昇波の押し目買い狙い
押し目の候補は、
1.FOMCの高値をブレイクした上昇波の半値110.40から110.32付近
または
2.4時間上昇チャネル(オレンジ)と110円と日足20日移動平均線の重なる緑のゾーン
でロングを検討