【サマリ】
先週末の米雇用統計が期待を大きく下回る結果となり、大幅にドル安に触れてきたドル円。
先週前半から形成されていた4時間足の三角保ち合いを下方ブレイクする形となり、来週はこの流れを引き継いだショート狙いをメインのシナリオとして考えています。
波動的には日足レベルの調整波C波に該当する下げ波動が狙いです。
【環境認識&詳細】
日足
年初からのオレンジ上昇5波動が約40%リトレースして安値(A)をつけ反発上昇。
その後、安値(A)を作った下げ波動の半値戻し付近(赤のゾーン)で再び反落してきたという場面。
波動的には、高値(5)を推進波の終点とする、修正3波のC波を形成中と見ています。
4時間足
先週前半はオレンジの安値(A)を作った下げ波動の半値付近(赤のゾーン)で三角保ち合いを形成。
先週金曜日の米雇用統計の結果を受けて三角下限及びネックライン(ピンク破線)をブレイク。
同時に4時間足の押し安値(ブルー破線)も割り、ダウ理論的では下目線です。
来週はこの流れを引き継ぐ形で、日足で解説したC波の発動を期待した戻り売りを狙います。
値幅のターゲットとしては、
第1目標(Tp1): 安値(A)ライン
これを割ってくればさらに大きく下げる可能性が期待できますが、
第2目標(Tp2):106.95付近(過去の日足レジスタンスのサポート転換の可能性)
第3目標(Tp3):(A)波のフィボナッチ1.272水準
の3段階くらいを考えています。