前回投稿のアップデートです。
ユーロポンドは7/14につけた安値かつ心理的節目0.8500を日足で再び更新。
4/5につけた安値水準までポンド高に触れてきました。
前回投稿では日足レベルの上昇3波の可能性を期待してロングを狙うシナリオを考えていましたが、一転ポンド買いに備える必要性のある場面へと転換。
ファンダメンタルの観点でも、イギリスが8/5のMPC(金融政策委員会)で金融引き締めの観測が出た一方、ユーロは緩和継続の姿勢を維持しており、ポンド高に進みやすい地合いかもしれません。
日足で4月安値をブレイクするようであればショートを狙います。
以下、環境認識です。
週足
4月につけたパープルの安値(C)をヒゲで更新してきました。
未だ明確に安値をブレイクしたとは言えないため、まずはしっかりとブレイクするかどうかを見極める必要があります。もちろん、ここからWボトムをつけて上げていくシナリオも未だ有効です。
安値(C)ブレイクする場合はさらに一段下の安値を試す動きが想定されるわけですが、週足上の次の節目である0.8300水準まで、ラウンドナンバー0.840を除いて目立つ抵抗線がありません。そのため安値(C)をブレイクすれば、0.8400や0.8300を目指す動きが出る可能性に注目しています。
日足
7/20に高値を更新してからの安値更新ということでポンドらしいと言えばポンドらしい値動きですが、前回投稿で言及したように高値更新からの上昇を期待してロングを仕込んでいた勢力の損切りも出始めていると思います。その損切りが下降モメンタムの推進材となり4月の安値をブレイクするかもしれません。
日足で4月安値をブレイクするようであればショートを狙います。