こんにちは、南国タイでFXトレーディングをしながらサバイサバイな暮らしをしているサンタです。
今回は、FXでロングが苦手な場合の克服方法というテーマで解説をしていきます。(ショートが苦手な場合も同じです。)
先日以下のツイートをしました。
ずっとロングが苦手だったけれど、最近は勝てるようになってきた。
やったことは:
✅ロングの手法を一つに絞る
✅過去チャートを使ってバックテスト
✅超低ロットで実弾トレード
✅うまくいく場合/いかない場合を徹底検証・改善
✅上記を繰り返しこんな感じです。
ブログで解説します。
— サバイサバイFX | サンタが南国タイでサバイサバーイFXトレーディング (@thaikabu365) June 3, 2020
ずっとロングが苦手だったけれど、最近は勝てるようになってきた。
やったことは:
✅ロングの手法を一つに絞る
✅過去チャートを使ってバックテスト
✅超低ロットで実弾トレード
✅うまくいく場合/いかない場合を徹底検証・改善
✅上記を繰り返し
こんな感じです。
この記事が解決する悩み
- ロングでトレードするといつも負ける
- どうやったらロングで勝てるようになるかを知りたい
僕の体験が元になっているので、ロングを克服する方法の解説になっていますが、ショートでも同じです。
それでは解説していきます。
ロングを克服するための4つのステップ
僕が以下の手順でロングの苦手意識を克服しました。
- ロングの手法を一つに絞る
- 過去チャートを使ってバックテスト
- 超低ロットで実弾トレード
- うまくいく場合/いかない場合を徹底検証・改善
順番に解説していきますね。
step
1ロングの手法を一つに絞る
まずはロングでトレードするための手法を一つに絞りましょう。
ロングだろうがショートだろうが、勝てない人というのは習熟してもいないのに色々な手法を乱れ打ちして、結局どの手法に対する理解も習熟もしていない。結果負ける。
となっていることが多いです。
ロングを克服するために、僕は手法を一つに絞りました。
ここでは手法を紹介するつもりはありませんが、手法は「FX 手法」みたいにググれば100とか200とかリストになって出てきますので、その中から自分のトレードスタイルに合いそうなものを見つけるのが良いです。
step
2過去チャートを使ってバックテスト
手法を一つに絞ったら次はその手法を使ってバックテストを行います。
バックテストでは、
- エントリー頻度(その手法を使うとどのくらいの頻度でエントリーポイントがあるのか)
- 勝率
- リスクリワード
など、手法の有効性を検証します。
手法の種類にもよりますが、僕は1つの通貨ペアで最低半日はかけて検証していました。
最低それくらいやらないと手法の理解や手法が通用する場合、通用しない場合といった分析ができないと思います。もちろんバックテストはStep3と並行して、またはStep3の後にも継続して行い、手法のさらなる習得を目指します。
バックテストがオススメな理由については、記事「【知りたくないですか?】FXのバックテストがメンタルに良い理由を解説します」でも解説しています。今ひとつバックテストの意義についてわからないという方はこの記事を読むとバックテストの重要性がわかると思います。
-
【知りたくないですか?】FXのバックテストがメンタルに良い理由を解説します
こんにちは南国タイでFXトレーディングをしながら悠々自適に暮らしているサンタです。 今回は、FXにおけるバックテストが意外にもメンタルの管理に有効である、というテーマでお話をしたいと思います。 先日こ ...
続きを見る
step
3超低ロットで実弾トレード
バックテストを行い、ある程度手法に対する理解度と習熟度が深まったところで、実際の資金を投入してトレードをします。
この時、ロットを下げてトレードするのがオススメです。
そもそも苦手意識を持っているロングなので、負ける不安はいつもより大きいはずです。
そんな時にいつもと同じロットサイズでトレードしていてはメンタルに不安をきたし、正常な判断ができなくなってしまいます。
僕は通常のロットサイズの5分の1のロットでエントリーするのを目安にしていました。場合によってはもっと下げてもいいと思います。
ロットを下げてのトレードについては、記事「FXトレーダーがスランプ脱出のためにやるべきたった3つのこと」でも解説しています。
スランプ時のみならず、苦手な手法を克服してトレーダーとしての武器を増やす時にもロットを下げたトレードはオススメできます。
-
FXトレーダーがスランプ脱出のためにやるべきたった3つのこと
こんにちは南国タイでFXトレーディングをしながら悠々自適に暮らしているサンタです。 今回は、FXトレーダーがスランプに陥った時にやるべき二つのこと、というテーマでお話をしたいと思います。 先日こんなツ ...
続きを見る
step
4うまくいく場合/いかない場合を徹底検証・改善
バックテストと実弾でのトレード双方で手法を試していると、うまくいく場合、いかない場合があることに気がつくと思います。
それらの違いを分析して、手法を適用する場面をどんどん精緻化していくのです。
MAの傾き、上位足の様子など、どういう時にその手法が適用しやすいのかを分析し、こういう時はエントリーしないといったように対策を練っていきます。
すると、その手法を使ってエントリーすべき場面というのが絞られて来ます。
結果、無駄なエントリーは少なくなり、その手法での勝率は上がっていきます。
ここまで一通り完了したら、あとはStep2から4までをひたすら繰り返して手法の使い方をマスターしていきます。
やっていくうちにダメな手法というのも見つかるでしょう。その場合は新しい手法でStep1-4までを実施して、検証・改善を行います。
ダメな手法かどうかを見極める期間ですが、最低1ヶ月はその手法だけを使ってトライしてみることが必要です。
2,3回試してみて、これはダメだ、とやっているうちはいつまでたっても状況が変わらないでしょう。
まとめ
ロングを克服する方法として以下の4ステップを解説しました。
- ロングの手法を一つに絞る
->一つの手法を徹底理解&習熟 - 過去チャートを使ってバックテスト
->手法の有効性を確かめる - 超低ロットで実弾トレード
->いつもの5分の1を目安に。メンタルも安定。 - うまくいく場合/いかない場合を徹底検証・改善
->手法が通用する場合・しない場合の違いを分析して、しないケースを取り除いて手法適用箇所をブラッシュアップ
もしみなさんの中にもロングが苦手だ、という方がいればぜひ上の方法を試してみてください。繰り返しですが、ショートでもやることは同じです。