【サマリ】
ドル円は日足押し安値である112.70ラインでもみ合いが継続。ロング勢がこのラインを死守できるかどうかに注目しています。
11月末の115.50からの下げがきつく、現在もみ合っていることからも弱気な形と見ています。
<注意すべきヘッドライン>
11月末からのオミクロン株を巡る懸念、先週FRBパウエル議長がテーパリング加速を示唆したことからリスクオフムードでドルが買われやすい地合いになると見ています。
一方で不透明感から円も買われやすい状況となり、ドル円はしばらくもみ合いが続く可能性も考えられます。
引き続きオミクロン関連の報道には注意が必要でしょう。
特にワクチンの有効性に関するデータは相場を大きく動かす材料になり得ます。
相場のムードのけん引役となる米株の動きにも要注目です。
【環境認識詳細】
日足
現在日足の押し安値である112.70付近(赤の破線)でもみ合い中。
115.50からの下げがきつく、ここからすぐに高値を更新していく形はイメージしていません。
4時間足
青のボックスが日足で見たもみ合いの部分。
112.70ラインで買い支えが入っていることが確認できるものの、113.50ライン付近になると売られていることがわかります。
レンジなので、プランとしては短期で狙うならば上限に引きつけてからのショート、下限からのロング。またはレンジを抜けてから。
どちらかといえばショートを考えています。