【サマリ】
波動が綺麗に出ている通貨ペアとして年初から注目しているポンドフランですが、日足レベルの調整を終え上昇トレンド回帰の期待が高まっています。
年初から強い地合いが続いているポンドと、どちらかといえば弱いスイスフランの組み合わせでファンダメンタル的にも上昇の後押しを得やすい通貨であるとして注目しています。
環境認識から日足の上昇5波目を狙うロング戦略の考察です。
【環境認識&詳細】
週足
2020年は週足レベルの保ち合い相場が続いていましたが、年初にそのレンジを大きくブレイクし、週足の下降トレンドライン(パープル)もブレイク。
直近は調整と思われる下げで週足の下降トレンドライン付近まで下落してきた後、陽線で反発を見せたという場面です。
波動の観点では、パープルの下降5波動からの切り返しで上昇3波まで形成。ここから5波目を発動して上昇継続が期待できる局面です。
この週足をさらに超長期スパンで眺めたのが以下のチャートですが、
月足ベースで認識できる下降5波動(I)〜(Ⅴ)が終了して、これからその切り返しの上昇1波目を形成していく可能性を見ることができます。
日足
2021年に入ってからの大きな上昇の後、調整の下落で(3)波の40%ほどリトレースしたところ(赤のゾーン)で連続陽線で反発。
その後日足戻り高値(レッド破線)で反落してきたところです。
上昇の5波目が発動して上昇トレンド回帰できるかの最初の関門が、この日足戻り高値を超えられるかですが、4時間足の形(下記参照)から抜けを期待してのロングを狙っていきます。
4時間足
安値(C)を底とするWボトムを形成し、ネックラインをブレイク。
ネックラインが4時間足の戻り高値とも一致しており、4時間足レベルでは上目線転換と、反転の材料が揃いつつあります。
狙いは、Wボトムのネックラインブレイクの波を1波目として、押し目形成からの(3)-(5)波。
利確ターゲットは、
#Tp1: 日足戻り高値(レッド破線)
#Tp2: 1波のフィボナッチ1.618レベル
#Tp3: 日足の直近最高値
とします。