こんにちは、サバイサバイFXです。
この記事では株やFX、仮想通貨トレードなどで頻繁に使われているトレード用語は英語で何というのかをご紹介します。
みなさんが英語でトレードの発信を行ったり、海外のサイトやYoutubeなどでトレードを学ぶ際の参考になればと思います。
また、この記事はTradingViewで僕が投稿したアイデアを元にしています。
アイデアの方では、適宜コメント欄での質疑応答で新しい単語の英語での言い回しが更新されていますので、探している単語が以下で見つからない場合は、オリジナルの投稿アイデアも確認して見てください。
オリジナルのアイデア投稿はこちら
------------------------------------------------------------------------------------------------
FX
->Forex
FXでも通じないことはないですが、特に口語だと "?" となる可能性があります。圧倒的に使われているのはForexです。
Foreign exchangeの略でForexです。
ローソク足
->Candlestick
ローソクは日本語でもキャンドルとして馴染みがあるようにCandleを持ちいてCandlestickと言います。足ではなくて、棒としての見た目を表しているところが面白いです。
陽線
->Bullish Candlestick (White Candlestickとも呼ばれる)
Bullishは強気という意味。
大陽線を表現するときは頭にBigをつけてBig Bullish Candlestickです。
陰線
->Bearish Candlestick (Black Candlestick とも呼ばれる)
Bearishは弱気という意味。
大陰線を表現するときは頭にBigをつけてBig Bearish Candlestickです。
上ヒゲ
->WickまたはUpper shadow
Wickとはローソクの芯を意味します。見た目そのままですね。
下ヒゲ
->TailまたはLower shadow
Tailは尻尾のこと。ローソクの実体に尻尾が生えたような形をしているからでしょう。
ローソク足の実体
->Real body
高値
->High
この辺りは日本語表記のチャートソフトでも表示されていますし馴染みやすいですね。
安値
->Low
始値
->Open
終値
->Close
環境認識
1. Market environment analysis
為替であればforex market environment、株であればstock market environment
2.Trading environment analysis
個人的な印象ですが、1はマクロ経済的視点やファンダメンタルズも考慮した市場全体を扱うのに対し、2は各トレーダーがトレードを実行する状況(例えばポンドが一時急落していたetc.)や時間軸に焦点を当てた分析というニュアンスがあると思います。
日本語でいう(トレードの)環境認識に一番近いニュアンスを持っているのは2だと思います。もちろん1を使っても特に違和感はないですし、伝わります。
為替や株の話をしているという文脈であれば
3.Environmental analysis(またはenvironment analysis)
だけでも通じますし、実際に見かけます。
4.Weekly forecast
向こう1週間の相場の見通し/予測という意味です。Weeklyをmonthlyなどに変えればその期間の見通しになります。
日本語のメディアでも為替や株で来週のドル円相場の展望や日系225の動きの予測記事というのはよくありますが、そういったものに該当します。
ドル円であればUSD/JPY Weekly Forecastといった感じですね。
ローソク足パターン
->Candlestick pattern
相場
-> Market
上昇トレンド
->Upward trend/Uptrend
下降トレンド
->Downward trend/Downtrend
レンジ
->Sideways/Range/Consolidation
長期トレンド
->Long term trend
短期トレンド
->Short term trend
トレンドライン
->Trend line
チャネルライン
->Channel
英語でもラインをつけずにチャネルというだけで通じます。
上昇チャネル
->Ascending channel
下降チャネル
->Descending channel
中央線
->Middle line
利確
->Take profit
利益を取るという意味でTakeを使います。TPと略称で記載されることも多いです。
損切り
->Loss cut(名詞) またはCut loss(動詞)
損小利大
->Cut Losses Short, Let Profits Run On
Letを使うのが英語らしいと感じるのは僕だけでしょうか。
含み益
->Unrealized gain
まだ実現していないという意味でUnrealizedを使います。
含み損
->Unrealized loss
抵抗線
->Resistance
レジサポは日本語でも使われているままです。
支持線
->Support
ポジション
->Position
買いポジション
->Long position
売りポジション
->Short position
売りポジションを持っているという動詞系の表現として、shorting BTC(ビットコインをショートしている)という表現もよく使われます。反対派longingです。
移動平均線
->Moving average(MA)
フィボナッチリトレースメント
-> Fibonacci retracement
1万通貨/何万通貨
->例えばドル円の1万通貨を保有していると言う場合、I have 0.1 lot of USDJPYでも通じます。日本に限らず世界でも1LOT =100,000通貨が標準です。
丁寧に書くのであれば、1000 UNITS OF CURRENCY, 10000 units of currency などが日本語の1000通貨、10000通貨に合った書き方になります。
トレンドフォロー
->Trend following/Trend trading
押し安値
->Higher Low
戻り高値
->Lower High
押し目買い/戻り売り
押し目買いはbuy the dip、戻り売りはsell the ripです。
dipは下がるとか沈むといった意味なので、価格が上がってから一旦沈んだところで買いという意味。
ripはpull(引っ張る)の類語でもあるので、一度落ちたプライスが再度上に引き上げられたところが売りのポイント、というニュアンスでしょうか。
ガチホ
株や仮想通貨の取引での(超)長期保有を指す言葉ですが、英語ではHODL(Hold for Dear Life)と言います。日本語読みだとホードゥルとかホードゥリングという読み方になります。
元々は保有を意味するHoldを誰かがスペルを誤ってHodlとSNSに投稿したことから転じて生まれた言葉のようです。一般的な英語辞書には載っていない単語です。
タカ派
Hawkish
タカは英語でHawk。それに~っぽいを意味する-ishをつけることでHawkishです。
ハト派
->Dovish
原語は鳩を意味するdove
買い圧力/売り圧力
Buying pressure/Selling pressure
板(株や仮想通貨)
Order book
買い板/売り板
Ask/bid order book (Askが買い、Bidが売りですね)
織り込む
price(動詞)
よくニュースなどで市場はXXXの利上げを織り込んだのような表現がありますが、これは英語ではpriceを使って表現することが多いです。
例えばThe market has already priced FED's rate hike:マーケットはFRBの次の利上げをすでに織り込んだ などのように表現されます。
名目金利・実質金利
Nominal interest rate・real interest rate
名目賃金・実質賃金
nominal wages ・ real wages
為替介入
Currency manipulation がよく使われます。
動詞で表現するなら、manipulate Foreign Exchange market またはintervene Foreign Exchange marketです。
manipulateは偽装とか何かを意図的に操作するなどの意味を持ち、ネガティブに使われることが多い単語であるため、日本語の為替介入に比べて強い表現と感じます。
為替マーケットはForeing Exchange market。これはFXの項目で説明した通りですね。
随時更新していきますので、知りたい単語・表現がありましたらTradingViewのアイデアのコメント欄からお願いします。
オリジナルのアイデア投稿はこちら