チャートはドル円の週足にCFTC(米商品先物取引委員会)が公開している投機筋のポジションを表示したものです。
パープルのバーが円ショートポジション。
年末にかけて円ショートが減少傾向にありましたが、ここ2週間連続で再びショートが拡大していることが確認できます。
ドル円レートは年末最終週も上昇を続け、年初3日には2017年以来の116円を突破。
米国10年国債利回りも年初から大きく上昇を始め、ドル円の継続上昇要因は引き続き揃っていると言うことができるでしょう。
(詳しくは以下のリンクを参照)
米10年債利回り週足から見る利回り2.0%超えの可能性とドル円上昇継続の可能性
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ドル円118円なるか!? 米10年債利回り週足から見る利回り2.0%超えの可能性とドル円上昇継続の可能性
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一方で年初から米国株の下落が続いており、これに伴うリスクオフからのクロス円の下落が、一時的にドル円の上昇圧迫要因になることも考えられます。
116円という節目を突破したことで調整が入る可能性もあり、ロングを狙う場合は長期足のサポートラインに十分ひきつけてから狙っていきたいところです。