【サマリ】
8月後半から夏枯れ相場終了をアナウンスするかのような急騰を見せている豪ドル/ドル。
日足レベルでの素晴らしいトレンド転換の形をしています。
現在は押し目形成中と捉えており、次の上昇に向けた足場を固めてからの上昇3波目を狙いたいところ。
ファンダメンタル的にも8月の雇用統計が弱い結果となり、テーパリング期待が後退。
次次回FOMCが予定されている11月2-3の時点では8月9月の雇用統計のみが参照可能な雇用データとなり、9月雇用データが超V字回復を見せない限り、本当に年内テーパリング開始ができるのか黄色信号🚥が点灯している状況。
再びドルが売られやすい地合いに傾いてきていると言えます。
9月21-22日に予定されている次回FOMCでハト派な内容の決定がされ、ドル安モメンタムの推進材となれば、今回のロングシナリオの後押し材料になるでしょう。
チャートの形からは完全に上目線です。(日足レベル)
【日足】
8月後半からキリ番0.7100を起点とする急騰で高値4(日足の戻り高値)をブレイク。
現在は押し目形成待ちの局面。
押し目の候補としては、日足の20日移動平均線や、キリ番0.7300付近を想定。
しっかりと足場を固めたのを確認してからの上昇の3波目が狙い。(赤の矢印の軌道)
値幅のターゲットとしては、
第1目標:7月の下落起点となった0.7600近辺(TP1)
第2目標:6月FOMCでの下落の起点となった高値2 0.7750近辺(TP2)
付近を目安に。