この記事はいつものトレードネタとは関係なく、僕が感じたことを思うままに書く雑談記事です。
テーマは、国を支配する精神について。
書こうと思ったきっかけとなったのが、この記事。
大谷翔平、満票で大リーグMVP 投打二刀流で歴史的活躍(日経新聞)
https://twitter.com/thaikabu365/status/1461504133249134597
記事の中にある大谷選手の、
「日本で最初に二刀流をやるってなったときより、米国に来たときの方が受け入れられる雰囲気があった」
という言葉を見て、やっぱりそうなんだと思ったのがきっかけです。
アメリカという国には、挑戦する人や何か新しいことに取り組む人を賞賛する文化とそれを社会的に後押しする仕組みが整っていると思います。(旅行でしか行ったことがないからあまり偉そうなことは言えませんが・・・)
誰もやったことがないことにチャレンジする、うまくいくかはわからないけどやってみる、という精神・スピリッツが国全体に宿っているからこそ、あれだけ多くの世界に名だたる有名企業・スタートアップが多数生まれるのだと思います。
こうしたチャレンジ精神・開拓者精神がアメリカを支配する精神だと思うんです。この辺りは大陸を発見し、開拓して来たという国の成り立ちにも関係があるのかもしれません。
一方日本は、何事もきちっとこなすであるとか、緻密さ、細やかな気配りという点が世界ナンバーワンと言っていいほどに優れていると思います。
特に時間に対する正確さ、厳密さは目を見張るものがあると思います。
電車なんか、たった2,3分遅れただけでも、ものすごい謝罪のアナウンスが流れるじゃないですか。
僕が住んでいるタイには、電車のプラットフォームにさえ時計がないですからね。。
そもそも時刻表もないですしね。(いずれも都市内交通の場合)
正確さとか真面目さが日本という国を支配する大きな精神の一つだと思います。
僕が住むタイであれば、おおらかさとか、(他人、物事に対する)寛容さ、アバウトさ、でしょうか。
もちろんこうした精神はポジティブな面で働くこともあるし、ネガティブに働くこともあると思います。
日本の場合であれば、正確さとか真面目さが前面に出すぎることで疲れてしまうこともあるでしょう。(働きすぎもその一つかもしれませんね)
アメリカと日本だけでなく、世界の国々や地域にはそれらを支配する精神・スピリッツがあると思います。
そして、その国を支配する精神・スピリッツと、自分の精神・スピリッツがマッチしないと、生きづらくなったり、才能や個性が発揮されなかったりすると思うんです。
僕は海外に住んでもうすぐ10年ですが、海外の方が水が合うというか、自分が自分らしくいられる気がしてとても楽です。
日本も好きですが、たまに帰国して旅行して綺麗な風景を見たり、美味しい食事をしたりできればよくて、住むとなると日本じゃなくてもいいかなという感じです。
大谷選手の活躍に話を戻すと、当初大谷選手が日本で二刀流をやると決意したときには、否定的な意見も少なくなかったと言います。
「プロをなめるな」
「どっちつかずになるんじゃないか」
という厳しい意見や大谷選手の選手としての将来や才能を心配するような発言が散見されたのを覚えています。
もちろんアメリカ国内でもこのようなネガティブな批判はあることでしょう。
それでも大谷選手自身が「米国に来たときの方が受け入れられる雰囲気があった」と発言されているのは、こうした国を支配する精神・スピリッツを感じ取ってのことなのでしょう。
もしかしたら大谷選手自身、海外でプレーする方が性に合っていると感じていらっしゃるのかもしれません。
また、こうした雰囲気を感じ取って今後より一層活躍される可能性だってあります。
これからの活躍がより一層楽しみになりますね。